通勤時に見た風景

インド人が「誰やねん」レベルの理由で会社を休む件について

「感情よりも納期が優先」
そんな働き方、当たり前になっていませんか?

私もかつて、そうやって会社で働いてきました。
大事な納期があれば、プライベートの予定は後回し。
悲しいことがあっても、ミーティングは出席。
感情と仕事は別。そうやって生きるのが社会人だと思ってた。


でもインドで働いてみたら、価値観がまるっと変わったんです。

2015年から約3年間、インドで働いていました。

インド人……めちゃくちゃ休む。
しかもその理由が、「おじさんのお母さんの妹の結婚式」とか。

いや、誰?(笑)

もはや他人に近い親戚のイベントでも、当たり前のように会社を休む。
最初は「ちょ…マジで!?」と驚いたけど、

「……なんか自由だなー。」と。


日本では、感情を脇に置いて頑張りすぎることが美徳になることが多い。

だけど、それが続くといつの間にか、自分の本音がわからなくなる。
「悲しい」とか「疲れた」とか、感じないようにするのが上手くなって、
しまいには、自分の感情そのものが見えなくなる。


でもインド人は、違う。
優先順位がめちゃくちゃ「自分軸」。
誰が何と言おうと、自分の大切なことを優先している。

上司も、その理由で、問い詰めたりしない。いつ来れるのかを聞く。

もちろん、納期が遅れたりして日本人の私は謝り倒しました。
でもそれを2年以上も経験して思ったのは、

「なんか…インド人のほうが、人間らしいなー。」


日本人の責任感の強さ、他人のために全力で働く誠実さも本当に尊敬してる。
だけど、インドの“自分の気持ちを大事にする生き方”にも、学ぶことがある。


結局は、バランス。
どちらかに偏るのではなく、
それぞれの良さを知った上で、
自分の生き方を自分で選べたら、それが一番自然なんだと思う。


あなたは、どっちの生き方に近いですか?
そして、これからはどう生きていきたいですか?



このブログを通して、何かの気づきのきっかけになれば嬉しいです。
人生もビジネスもマーケティングも、結局はバランスだし、共通点がたくさんある。またこんなお話、書いていきますね。