うちの娘は6歳。占星術では「双子座は商売上手」と言われているけれど、そのせいなのか、子どもはみんなそうなのか、先日こんな光景があった。
娘がいつものように折り紙を折り出し、止まらなくなって、山ほど折る。私たち親も巻き込まれて、一緒にアイデアを出しながら折った。
そこから、彼女なりのお店づくりがはじまる。
商品(折り紙)を量産
かわいく見えるようにディスプレイを工夫
お客さん用にポップコーンと飲み物を用意
商品に価格差をつける
…このあたりで、さりげなくこちらを見る。
「これ、どうですか?」
——一緒に折った両親にまっさきに売りつけてくる。近場から攻める戦略、強い。笑
私が1個買ったら、きれいにビニールに入れてくれて、さらに低価格の鶴がおまけについてきた。
「なんでくれたの?」と聞いたら、
「また来るように…」と。笑
高い商品にはおまけをつける
「また来てね」と自然にリピート設計
そしてここからが、さらに驚き。
私が表と裏で色が違う折り紙を買っていたんだけど、それを見た娘が、同じツートン仕様で新商品を開発。色違いバージョンをいくつも作ってきて、
「これもどうですか?」
……ここはインド?と思うほどの押しの強さ。笑 いや、すごくない??バリエーション展開までできる6歳。
好きなものを形にして、どう見せたら喜ばれるか工夫して、ちょっとしたおまけで関係をあたためて、また来てもらえる未来をそっと置いておく。
子どもの世界には、ビジネスの本質がまっすぐに息づいているんだなと思った。
大人の私たちはつい複雑に考えてしまうけれど、本来はもっとシンプルで、自由でいい。
6歳の小さなお店で、思いがけず大事なことを思い出した日でした。

